東京・足立区の無人販売所で3日、「ギョーザドロボー」による盗難事件が発生した。
犯人の男は2カ月で13回も窃盗を繰り返しているとみられ、被害の総額は8万2500円にのぼる。
無人販売所のオーナーは、警察に被害届を出しているという。
盗んだ品物で袋がパンパンに
東京・足立区の無人販売所で3日、盗んだ品物でパンパンになった袋を両手に持った男が防犯カメラにとらえられた。
13回に及び繰り返された「ギョーザドロボー」だ。
店に入るなり、男は袋に商品を詰め込んでいき、チーズギョーザ8箱、豚まん4箱、あわせて1万2000円分で、3つの袋はいっぱいになった。
本来なら、この後お金を払うはずが、男は料金箱には目もくれず出て行った。
店では、この2カ月ほどで同様のギョーザドロボーが少なくとも13回起きていて、店側によると、特徴などから同じ男の犯行とみられるという。
店側は、男の写真付きの張り紙を目につく箇所に貼るなどの対策をしているが、4月22日、男が現れた際には、その張り紙をじーっと見つめておきながら、盗みをはたらく様子も目撃されていた。
被害総額は8万2500円分
無人販売所のオーナーは、「間違いなく見てたんですね。見ても平気で犯行を繰り返している」と話す。
これまでに盗まれた被害の総額は、8万2500円分。
繰り返される犯行に、店のオーナーは「本当に信じられない気持ち。悔しいというか、すごい怒りと憤りしか感じない気持ちですね」と話している。
店は、警視庁に被害届を出しているという。
(「イット!」 5月7日放送より)