梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市の梨畑で花見を楽しむ観光客。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

 【新華社太原5月8日】中国山西省原平市に広がる梨畑でこのほど、梨の花が満開となり、周辺地域から大勢の観光客が観賞に訪れている。

 原平市同川鎮では2千年前の漢の時代には、既に梨の木の栽培が行われており、唐の時代には梨の木が立ち並ぶ美しい豊かな梨の里となった。

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市の梨畑で花見を楽しむ観光客。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

 同鎮の梨栽培が盛んな背景には、恵まれた地理的条件がある。同市農業産業発展センターの趙春恋(ちょう・しゅんれん)上級農業技師によると、同市はナシの最適な栽培緯度である北緯38度に位置し、昼夜の寒暖差が大きく、三方を山に囲まれ、丘陵地が多い。作土層が深く、リンとカリウムの含有量も高い。これらの優位性は、皮が薄く、果肉はきめ細かく、種は小さくて味が良いという同川梨の特徴を生んだ。

 同市は現在、梨の果実を中心に、春は花見、秋は梨狩りといった具合に、農業と文化と観光を融合させながら産業を発展させる仕組みを構築している。梨産業は農民の増収と農村活性化を後押しする優れた産業となっている。(記者/陳志豪)

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市の梨畑で花見を楽しむ観光客。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市の梨畑で花見を楽しむ観光客。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市の梨畑で梨を販売する農家の人。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市の梨畑で花見を楽しむ観光客。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

梨産地のアグリツーリズムが村の活性化を後押し 中国山西省原平市

 山西省原平市で梨の花に授粉する農家の人。(4月17日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

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 山西省原平市で梨の選別と包装を行う作業員。(4月18日撮影、原平=新華社記者/陳志豪)

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