【決算】コロプラの2Q、営業利益が8割減―ブロックチェーンへの先行投資かさむ

【決算】コロプラの2Q、営業利益が8割減―ブロックチェーンへの先行投資かさむ

コロプラが8日に発表した2024年9月期 第2四半期の連結業績(2023年10月1日~2024年3月31日)は、売上高127億1400万円(前年同期比20.0%減)、営業利益2億7300万円(同85.9%減)、経常利益7億2700万円(同54.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億2000万円(同87.1%減)となりました。

主にスマートフォン向けゲームの開発・運営を行うエンターテインメント事業では、特に『ドラゴンクエストウォーク』が好調を維持し、グループの業績に貢献しました。自社IPの『白猫プロジェクト』や『とらべる島のにゃんこ』は人気IPとのコラボイベントを通じてユーザーとのエンゲージメントを図りましたが、既存タイトルの収益減少とブロックチェーン事業に向けた先行投資の影響で、売上高は123億4400万円(前年同期比20.0%減)、営業利益は3億8900万円(81.9%減)となりました。

一方、国内外のIT関連・エンターテインメント企業への投資を行う投資育成事業では、当期には出資ファンドによる営業投資有価証券の売却から収益が発生したものの、一部の有価証券に減損処理を行ったこともあり、売上高は369百万円(前年同期比20.0%減)、営業損失は1億1600万円(前年同期は2億700万円の営業損失)でした。

なお、同社は今期の業績予想は開示していません。

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