コロナで東京五輪を辞退した世界3位のガウフがパリ大会に懸ける思いを激白!「私にとって五輪は最優先事項よ」<SMASH>

現在開催中の女子テニスツアー「イタリア国際」(5月7日~19日/イタリア・ローマ/クレーコート/WTA1000)に第3シードで出場する世界ランク3位のコリ・ガウフ(アメリカ)が、現地7日に開かれた記者会見に登場。その中でメダル獲得を目指す今夏のパリ五輪について言及し、「オリンピックは最優先事項」と並々ならぬ意欲を示した。

ガウフは2021年の東京五輪でもアメリカ代表に選出されていたが、コロナに感染したため出場を辞退した。予定通りにいけば今年7月下旬に開催されるパリ大会で初めての五輪出場を果たすこととなる。

昨年9月の全米オープンで念願の四大大会初優勝を成し遂げた20歳のニューヒロインは、五輪初参加となるはずだった3年前の東京大会でプレーできなかった事実を「数日間は受け入れることができなかった」と言うが、当時は他の出場選手から「新型コロナもあって他の大会ほど特別なものには感じられなかった」と慰めの言葉をかけられたことで心が軽くなったそうだ。

しかし今では以前の日常が戻っており、「全仏オープン」(クレーコート/四大大会)と同じ会場で開かれるテニス競技を含め、パリ五輪は特に厳しい制限もなく挙行される見込み。開幕が約2カ月後に迫る中、会見でガウフは4年に1度の祭典に懸ける思いが非常に強くなっているとし、次のように語った。
「私にとって五輪は最優先事項よ。グランドスラム(四大大会)と同じくらい重要だと考えているわ。これまで五輪ではプレーしたことがないから、その2つに優劣をつけるつもりはない。もちろん私はいつも良い結果を出したいと思っているし、メダル獲得にも挑戦したい」

今季はパリ五輪の直前に四大大会の「ウインブルドン」(7月1日~14日/イギリス・ロンドン)が行なわれるため、例年にはない芝からクレーへのサーフェス移行が待ち構えている。それを踏まえてガウフはこう締めくくった。

「芝からクレーへの移行はこれまでに経験したことがないから、五輪までの準備は興味深いものになると思う。私は存分にその経験を味わいたいから、自分にあまりプレッシャーをかけていない。人生で何度もその経験ができればとは思うけど、今度の五輪は一生に一度きりの体験として捉えているわ」

なお今回のイタリア国際にガウフはシードとして参戦するため1回戦は免除。初戦となる2回戦では世界55位のマグダレナ・フレッチ(ポーランド)と対戦する。

文●中村光佑

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