ヘンリー王子と対面拒否したチャールズ国王「PRに利用されたくない」ことが理由か

チャールズ国王(ロイター)

ヘンリー王子はインヴィクタス・ゲーム10周年記念礼拝に出席するため、7日に英国に帰国したが、チャールズ国王との面会はないことをヘンリー王子の広報担当者が明かした。理由は王子の「PRに利用されたくない」という国王の考えだと王室専門家が指摘した。8日に英紙サンが報じた。

ヘンリー王子は7日に英国に到着したが、国王との対面は見送りとなることが発表された。王子の広報担当者は「国王のスケジュールが忙しすぎるため」と理由を明かしている。

しかし王室作家イングリッド・スワード氏は「チャールズ国王はヘンリーの父親ではありますが、おそらく国王は、それを王子のPRの機会として利用されることを望まなかったのでしょう。それとも、ヘンリーが問題を抱えているのかもしれないが、私たちはそれを知らないだけなのかもしれない」と指摘した。

ヘンリー王子は8日のインヴィクタス・ゲーム10周年記念式典礼拝のために訪英。すぐさまナイジェリアに飛んでメーガン妃と合流する。夫妻は多くのビジネスに着手しており、国王はそのPRの片棒をかつぐのを拒否したのでは、というわけだ。

スチュワード氏は「ヘンリー王子がいつ再びここに来るかはわかりません。しかし、少なくとも何かを成功させた後ならば、彼は父親から少しはほめられるかもしれませんね」と皮肉交じりで語った。国王の方が1枚上手だったということか。

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