久保建英に新たな〝筋肉系トラブル〟か 前節ベンチの理由は「大腿四頭筋の問題」と報道

久保建英(ロイター)

スペイン1部ラスパルマス戦(4日)でベンチスタートとなったレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)について、スペインメィアが故障が理由だったと伝えた。

ラスパルマス戦でチームは2―0で勝利したが、久保は後半44分からFWシェラルド・ベッカーに代わって出場するのみだった。この状況についてスペインメディア「ムンド・デポルティボ」は「レアルのスター選手の一人である彼が、ラスパルマス戦でベンチ入りしていたのは驚きだったが、彼は新たな筋肉の問題で万全の状態ではなかった」と報じた。

同メディアは「久保は先週、大腿四頭筋の問題で、いくつかのトレーニングに参加できていなかった。練習が非公開だったためクラブは明かしておらず、金曜日の練習には参加し、ラスパルマス戦のメンバーにも選ばれた」と経緯を伝えた。イマノル・アルグアシル監督は「先発を保証された選手はいない」と試合後に語ったが、フィジカルの問題だったようだ。

さらに同メディアは「アジアカップから復帰後、ハムストリング、背中、大腿四頭筋など、さまざまな筋肉系のトラブルに見舞われ弱っている」と、日本代表活動後に負傷が続いていることを指摘。

そのうえで「レアルは2023年版の久保建英を待ち望んでいる。アジアカップに旅立つ前の久保。最も破壊的な久保。ベリンガム、グリーズマンと並んでリーガで3本の指に入る選手となった久保」と完全復活を期待。13日のバルセロナ戦については「フル出場できる。彼はビッグチームの前でも躍動する」と断言した。

久保の完全復活に注目が集まっている。

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