【解説】習近平国家主席が「一帯一路」に参加するセルビア到着 ヨーロッパでの影響力を拡大させたい考え 次はハンガリーを訪問予定

ヨーロッパを訪問している中国の習近平国家主席は7日、セルビアに到着した。

フランスの訪問を終えた習主席は7日、2つ目の訪問先となるセルビアの首都・ベオグラードに到着し、ブチッチ大統領らの歓迎を受けた。

セルビアは、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に参加する一方、EU(ヨーロッパ連合)には加盟していない。

習主席は訪問を前に、「国際情勢がどう変化しようとも、両国は友人で良きパートナーだ」などとコメントした。

中国としては、アメリカによる中国包囲網を分断し、ヨーロッパでの影響力を拡大させたい考え。

習主席はこのあと、同じく一帯一路に参加しているハンガリーを訪れる予定。

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