順豊航空の貨物機。（資料写真、成都＝新華社配信）
【新華社北京5月8日】中国の宅配大手、順豊控股（SFホールディング）がこのほど発表した2024年第1四半期（1～3月）決算は、売上高が前年同期比7.0％増の653億4100万元（1元＝約21円）、純利益が11.1％増の19億1200万元だった。非経常項目を除く純利益は9.2％増の16億5700万元、1株当たり利益は11.4％増の0.39元となった。
2大事業の宅配事業、サプライチェーンおよび海外事業がともに好調で、業績の安定した成長を支えた。1～3月の業務量は13.0％増の29億7300万件、うち宅配・物流部門の売上高は6.3％増加した。
1～3月の粗利益は1.7％増の86億300万元、純利益率は0.1ポイント上昇して2.9％となった。主な費用の対売上高比率は安定しつつ低下し、管理費は1ポイント近く下がり、科学技術の導入が管理効率の持続的な向上につながった。
