by 河原塚 英信
Jackery Japanは、リン酸鉄リチウム電池を採用したコンパクトな「Jackery ポータブル電源 240 New」を、5月7日に発売した。容量256Whで、価格は32,800円。そのほか「ソーラーパネル40 Mini」同梱で49,900円の「Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini」などをラインナップする。
従来モデルのポータブル電源 240と比べて本体サイズと重さは微増したものの、一般的な同容量帯製品と比べると、約22%コンパクトだという。そのうえで、内部のバッテリーを従来の三元系リチウムイオン電池から、より長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池へ変更しつつ、容量を256Wh、定格出力を300Wへと向上させた。
充放電サイクルは約4,000回とし、毎日充電しても10年間使えるとしている(4,000サイクル放充電後も、工場出荷時の容量の70%以上を維持)。
本体を約2時間で満充電する「AC高速充電」モードに加えて、約1時間の「緊急充電」モードを搭載。ソーラー充電入力に関しても、前モデルの65Wから、100Wに向上。最速3.3時間で満充電が可能となった(最大出力100Wのソーラーパネル使用時)。
停電などの緊急時に0.02秒未満で、電源供給を本機に自動で切り替えるUPS機能を備える。また本体を充電しつつ、家電製品が使えるパススルー機能に対応。
スマートフォンなどとWi-FiまたはBluetoothで接続することで、アプリ経由で本機を制御可能。本機のバッテリー残量や利用可能時間、出力/入力などの状態を確認できる。
最大出力300WのACポート、シガーソケット出力ポート(DC)のほか、最大出力15WのUSB Type-AとType-Cを各1ポート、さらに最大入出力が100WのType-Cポートを搭載する。
本体サイズは約231×153×168.2(幅×奥行き×高さ)。重量は3.6kg。
