パリ五輪卓球混合ダブルスと男子シングルスの中国代表選手が発表

中国卓球協会は7日、パリ五輪の混合ダブルスと男子シングルスの代表選手を発表した。写真は王楚欽(左)と孫穎莎(右)。

国際卓球連盟(ITTF)は7日、最新の世界ランキングを発表した。これは今年開催されるパリ五輪の混合ダブルスの出場権獲得者がほぼ確定したことを意味している(各国・地域の五輪委員会の最終発表待ち)。中国新聞網が伝えた。

規定によると、パリ五輪の卓球混合ダブルスの出場枠は16組となっている。選考ポイントを獲得できる代表選考会を通して、9組がすでに出場権を獲得していた。そして最新の世界ランキングが今回発表され、残りの7組も確定した。混合ダブルス世界ランキング1位で、世界卓球選手権を2回制した王楚欽/孫穎莎ペアも含まれている。

王楚欽と孫穎莎が五輪でペアを組むのは今回が初めてとなる。前回の東京五輪では、許[日斤]/劉詩雯ペアが決勝で日本の水谷隼/伊藤美誠ペアに敗れ、金メダルを手にすることができなかった。その後、パリ五輪に向けた戦いが始まると、許[日斤]/劉詩雯ペアに変わって、王楚欽と孫穎莎がペアを組んで、各種大会で中国に金メダルをもたらすようになった。

パリ五輪の卓球・混合ダブルスの試合は7月27日に始まり、卓球の種目としては先陣を切って7月30日に決勝が行われることになっている。

中国卓球協会は7日、パリ五輪の混合ダブルスと男子シングルスの代表選手を発表した。王楚欽/孫穎莎ペアのほか、男子シングルスの代表には王楚欽と樊振東が選ばれた。これにより、孫穎莎、王楚欽、樊振東の3人は団体戦の出場権も手にしたことになる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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