八村塁にホークスへの移籍可能性浮上 ヤングとの1対3プラス指名権の大型案=米報道

ホークスへの移籍可能性が浮上の八村塁(ロイター=USA TODAY Sports)

米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が、大型トレードでホークスに移籍する可能性が浮上してきた。

八村を巡っては、レイカーズが来季に向けてチーム再編を進める中で、トレード要員になっていると現地メディアが相次いで報じている。

そうした中で、米メディア「ブリーチャーリポート」は、具体的なトレード話が進行中と指摘。ホークスのオールスター選手でエースのトレイ・ヤングと、レイカーズの八村、オースティン・リーブス、ゲイブ・ビンセント、ドラフトの2029、30、31年の1巡目指名権をトレードするという大型計画を報じた。

同メディアは「ヤングの2年目のシーズン以来、ホークスは彼がフロアにいるときは常に素晴らしいオフェンスを見せてきた。彼はリーグで最高のピックアンドロールエンジンの一人だ。おそらく、レブロンの引退後も続く基礎となる可能性がある」とヤングはレイカーズがどうしてもほしい存在と強調した。

ホークス側もメリットがある。「アトランタがこのようなことをする理由は明らかだ。ヤングとデジョンテ・マレーのバックコートコンビは機能していない。適切なバランスをまだ見つけていない。オールスター選手のどちらかをトレードすることはほぼ避けられないように感じられ、ヤングを移籍させる議論は、ほぼ確実により大きなリターンを生み出す」と指摘。そしてレイカーズから得る選手たちが戦力になるとしてこう続ける。

「マレーと並んでリーブスを先発させることになるだろう。八村は、ジェイレン・ジョンソンやデアンドレ・ハンターを含む、切り替え可能な3アンドDフォワードの小隊に加わることになる。そしてビンセントは、素晴らしいバックアップになる可能性がある」

八村の新天地はアトランタとなるのか、トレード交渉の進展に注目が集まる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社