日本MS、女性のIT人材育成を支援するプログラムを展開 30万人にスキリング機会を提供

日本マイクロソフトは、女性の開発者、技術者およびITに関わる女性のスキルアップを支援するプログラム「Code; Without Barriers in Japan(CWBJ)」を、5月7日から開始した。

このプログラムは、アジア太平洋地域で展開する「Code; Without Barriers」をもとに、女性の人材育成に特化したもの。日本においては、2025年末までに女性AIエンジニアや、マイクロソフトの生成AIサービスである「Copilot」を活用する人材の育成に向け、パートナー企業および団体と連携して、30万人にスキリング機会を提供する。

プログラムの日本展開では、エヌ・ティ・ティエムイー (NTT-ME)、トレノケートホールディングス、パソナ、リンクトイン・ジャパン、ボランティア組織のWomen In Tech Japan と連携。各パートナーは、自社内の多様性を改善するとともに、キャリアの機会を提供。また、キャリアフェアやハッカソン、ビジネスリーダーからのメンターシップやサポートなどさまざまなイベントを通じて、女性のIT人材育成を支援します。

AIやマイクロソフトの生成AIツールである「Microsoft Copilot for Microsoft 365」を中心としたスキリングプログラムとなっており、具体的な支援策として「CWBJ に最適化したオンライントレーニング Microsoft Learn や LinkedIn ラーニングなどの自習コンテンツを活用したAI/Copilot スキリングの提供」「AI/Copilot for Microsoft 365 に関するオンラインでの技術トレーニングや講習形式の体験型トレーニング」「ハッカソンなどを活用したスキリングの提供」「習得スキルを証明するデジタルバッジの提供」「・LinkedIn ラーニングの有償コンテンツを活用できる LinkedIn Premium の提供(先着順)」「パートナー企業およびマイクロソフトなどによるメンタリング機会の提供」「参加者間の交流を図る LinkedIn を活用した CWBJ 専用コミュニティの提供」「Women In Tech Japan と共催での参加者同士のミートアップイベントなどの開催」が用意されている。

「Code Without Barriers」 ニュースリリース

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