常泰長江大橋で常州側の主体工事が完成、6月に合体の予定―中国

常泰長江大橋で常州側の主体工事が完成しました。

江蘇省常州市と同省の泰興市を結ぶ常泰長江大橋の建設工事では、主航路部の常州側に架かる部分で7日午前、最後の大型鋼梁の吊り上げが順調に完了しました。これにより、常州側の主たる工事はすべて終わりました。橋全体の合体は6月に予定しています。

常泰長江大橋は現在世界で建設中の橋の中で、スパンが最大の斜張橋です。橋の主航路上の長さは1208メートルで、常州側は大型鋼梁45基を連結することで構築されます。大型鋼梁の長さは28メートルで平均重量は1500トンです。

常泰長江大橋は長江下流域に架設されて常州と泰州の2市を結ぶ、全長10.03キロ、道路と鉄道に併用する部分の長さが5.3キロの橋で、長江に架けられた橋の中では初めての、高速道路、一般道路、都市間鉄道の一体型の橋です。

常泰長江大橋は完成後に泰興から常州までの移動時間が30分前後短縮されるなどで、長江都市群の建設や長江デルタ地域の一体化発展を推進する上で重要な役割を果たします。(提供/CRI)

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