アップルは、最新のM4チップを搭載した新しいiPad Proを発表しました。旧モデルとなったM2チップ搭載のiPad Proとどこが変わったのかをお伝えします。
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新しいiPad Proを手に取ったとき、最初に気づくのは非常に薄いことかもしれません。
M4 iPad Proは11インチモデルが5.3mmで、先代から0.6mm薄くなっています。
13インチモデルはさらに薄い5.1mmで1.3mmも薄くなりました。
新型モデルがOLEDパネルを採用しているのも、大きな変化に感じられるはずです。「タンデムOLED」と称する技術を採用した新しいUltra Retina XDRディスプレイは、フルスクリーン輝度が最大1000ニトと、先代モデルの最大600ニトからかなり明るくなりました。
M4チップについては、アップルはM2チップとの比較でレンダリング性能が最大4倍、CPU性能で最大1.5倍高速とうたっています。
また、背面カメラは、旧モデルは12MP広角と10MP超広角の2カメラ構成でしたが、新モデルは12MP広角カメラのみのシングル構成になっています。これはスペックダウンではなく、単体で4K解像度のProRes撮影が可能となっています。
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