住宅地に近い馬見ヶ崎川河川敷でクマ目撃・人目避けるため日が暮れてから活動の可能性 山形

日本三大植木市の一つ、山形市「植木市」の会場からほど近い馬見ヶ崎川の河川敷で、7日夜、クマが目撃された。周辺では4月からクマの目撃が相次いでいて、警察が注意を呼びかけている。

(リポート)
「クマが目撃されたのは、植木市の会場からわずか500メートルの河川敷です。住宅街が広がっています」

7日午後6時45分ごろ、山形市双月町の馬見ヶ崎川河川敷で、犬の散歩をしていた70代の男性がクマ一頭を目撃し、警察に通報した。

クマの体長は約1メートル。
現場は双月橋から北に約200メートルの河川敷で、住宅地にも近いことから、警察がパトカーで巡回し注意を呼びかけた。

山形市では、4月14日からの約3週間でクマの目撃が6件に上る。
4月28日、東沢コミュニティセンター付近の路上で道路を横断するクマが目撃されたほか、4月30日には鈴川公園・双月の丘でトイレ付近にいるクマが目撃されている。

警察によると、市内でのクマの目撃は午後6時以降に集中している。
クマが人目を避けるため、日が暮れてから活動している可能性もあるとして、警察や県は「夜に河川敷で散歩などをする際は、ラジオなど音の出るものでクマに自分の存在を知らせてほしい」と注意を呼びかけている。

© さくらんぼテレビ