次期衆議院選挙に、徳島1区から立候補の意向を固めていた立憲民主党公認の高橋永氏が5月8日、徳島市で泉健太代表と会見を開き、正式に立候補を表明しました。
(高橋永氏)
「今、日本の閉そく感を打破するためには、
どうせ変わらないを変えていくためには、
民主主義の再生が必要だと考えている」
5月8日、徳島1区に立憲民主党からの立候補を表明した高橋永氏は東京都出身の48歳。
神戸大学を卒業後、2023年まで大手広告代理店で勤務していました。
三木武夫元首相の孫で、1998年から参議院議員を1期務めて4年前に亡くなった、高橋紀世子氏の二男です。
会見には、立憲民主党の泉健太代表も同席、次期衆議院選挙での徳島1区について次のように述べました。
(立憲民主党・泉 健太代表)
「非常に重点選挙区と考えやってきた。
この徳島はかつて、民主党政権の時の官房長官も務めた仙谷由人氏もいた。
そういったことも含め、県民の皆さんが自民党の政治だけでは日本は発展しない、
ということを常に思ってきた地域だと思う一方で、
この政治に対する不信は極度に高まっているわけで、
そういう中で我々ぜひこの徳島で候補者を出さねばならない」
また、高橋氏は高まる政治不信を払しょくし、国内の閉そく感を打破するためにも、民主主義の再生が必要だとした上で、次のように述べました。
(高橋永氏)
「祖父・三木武夫が目指したクリーンな政治は、半世紀経った今も根づいていない。
私は祖父そして母の目指したクリーンな政治を実現し、
子どもたちに胸を張れる社会を実現したい」
一方、解散総選挙の見通しについて泉代表は。
(記者)
「永田町では解散についてはどんな空気か?」
(泉代表)
「これはもう私たちに解散権はないので、空気ということで確かめるしかないが、
やはり岸田首相は(今年9月の)総裁選前の解散は念頭にあると思う。
総理が社交辞令として、建前として今はそういったことはまったく考えておりません
とは言うものの、常に頭にはあるのだろうと」