「口筆詩画」で生きる喜びを表現 母の日にちなんだ作品展 秋田市で25日まで

秋田朝日放送

次の日曜日5月12日は母の日です。秋田市で母の日にちなんだ作品展が開かれていて作品には口で筆をくわえて生み出すタッチから感謝の気持ちがにじみ出ています。

自分を支えてくれた母親への思いをぎゅっと詰め込んだ作品や秋田の風景を描いた作品の数々。秋田市の県生涯学習センターで開かれているのは由利本荘市出身の佐々木ひでおさんの作品展です。佐々木さんの作品の特徴は、筆を口にくわえて描いた独特なタッチと力強くも優しい言葉たちです。

佐々木さんは24歳の時に交通事故で身体が不自由になりました。その後詩画と出会い描き始めて30年余り、生きる喜びを表現しようと筆を口にくわえ詩と絵を描き続けています。

母の日にちなんだ作品など14点が展示されている佐々木さんの作品展は25日まで県生涯学習センターエントランスホールで開かれます。

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