【新型コロナ 5類移行から1年】初のGW「密が気にならなくなった」 県外ナンバー増 観光客の意識も変化

新型コロナ5類移行後、初めてのゴールデンウィーク。青森市の浅虫水族館では家族連れでにぎわい、青森県外ナンバーの車も見られました。

【岩手から日帰り】
「子どもたちがどうしても浅虫水族館に来たいってことで、もともと日帰りが多かった、子どもたちも小さいので。5類になったからという感じはないですけど、ハードルは少し下がったかなという気はします」

【岩手から日帰り】
「5類になったので、かかったらかかったで仕方ないかなって、自分自身も何回かかかっているので、つらさがあるので、(人が)いっぱいいる時には(マスクを)着けるようにしています」

【十和田市から】
「等級下がってからはあまり気にしないで、子どもに移らないようにというところだけは気を付けていますけど」
(Q.旅行の頻度)「減ってはいないですね。3カ月かもしくは半年に1回くらい」

この日は、青森県内や隣県からの日帰り客が多く見られました。浅虫水族館の2023年の入館者の割合は、コロナ5類移行前の2022年と比較して107%となり、コロナ禍前の平均的な水準まで回復しました。

また、政府が2023年3月、新型コロナ5類移行前に個人の判断に委ねるとしたマスクの着用。イルカショーの観客を見ると、この日は着用している人と着用していない人の割合は半々程度でした。

【浅虫水族館管理部 久保真司さん】
「マスクしている方は、徐々に減ってきているなとは思います」
「5類が明けて、入館者数は少しずつ多くなってきていると感じています」
「体験メニューで、トンネル水槽の餌やりというものがあったんですけど、前は1組限定とかにしていたんですけど、コロナの緩和とともに組数の限定を解除したりしています」

一方、青森市の青い海公園で遠方からの帰省客に話を伺うと―。

【福島から帰省中】
(Q.青森来るのって久しぶりですか?)「もう1年ぶりになりますね」
(Q.5類に変わって帰ってきやすくなった)「全然違いますね」
「やっぱり(新型)コロナの時は、県内ももちろん県外に外出するっていうことすらちょっと周囲にも言えないし不安な面もありましたけれど、5類明けたら『ちょっと青森行ってくるね』と周囲にも言えます」

【栃木から帰省中】
「新幹線とか今までけっこう密な空間だったんで気になってたんですけど、そういうところがだんだん気にならなくなってきたなと」

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