福岡国際空港株式会社 民間委託後初の営業黒字

福岡空港の運営会社が民間委託後、65億円となる初めての営業黒字を達成したと発表しました。

「やっとですね。コロナから脱してプラスに転じたことについては非常に喜ばしいことだと思いますし、九州全体の底上げに寄与していきたいなと」

空港を運営する福岡国際空港は決算説明会で2023年度の営業収益が過去最高の512億円となり、65億円の黒字を達成したと発表しました。

国内線・国際線ともに旅客数が前の年度を上回り国際線はコロナ前の水準を上回りました。

「本当にお客様のために何が一番いいのかを考えながら、福岡空港にまた来たいと思っていただけるそういうことを目指したいと」

お客ファーストの実現のため今年から国内線にスマートレーンを順次導入し保安検査場の混雑緩和に取り組む一方、新たな駐車場も設けました。

来年3月には第2滑走路と増改築中の国際線ターミナルビルの供用がはじまり、さらなる期待がかかります。

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