パリ五輪目指すカヌー選手 “夢をつかみたい” 千葉県佐倉市

パリ五輪目指すカヌー選手 “夢をつかみたい” 千葉県佐倉市

 カヌー競技でパリオリンピックへの出場を目指す千葉県佐倉市出身の女子大学生が5月8日、市役所を訪問し、オリンピック出場への意気込みを語りました。

 佐倉市役所を訪問したのは、市のカヌー協会に所属する日本大学1年生の長洲百香選手です。

 佐倉市で生まれ育った長洲選手は4月行われたカヌー競技の日本代表選考会でパリオリンピックから正式種目となる「カヌースラローム・カヤッククロス」で3位の好成績を残し、日本代表に選ばれました。
  そして6月チェコで行われる国際大会に出場し、オリンピックの出場権をかけて3位以内を目指します。

 長洲選手の活躍を長年見守ってきた西田三十五市長は、「佐倉市民として本当にうれしい。ここまで来たら全力で勝利をつかんでほしい」と激励しました。

 長洲選手は小学3年生からカヌーを始め、中学3年生で18歳以下の日本代表メンバーに選出されるなど、活躍が期待される若手選手の一人です。

 カヌー競技 長洲百香 選手
 「今回市長から熱い言葉をいただき、いよいよ戦いが始まるのだと。パリ五輪出場は小学生のころから夢見てきたものなので、その夢をつかめるように頑張りたい」

© 千葉テレビ放送株式会社