N党・立花孝志氏、会見後の維新・中条きよし氏に直接〝移籍オファー〟NHK問題でまさかの意見一致

政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志氏(56)が8日、国会内での同団体の総会で、日本維新の会の中条きよし参院議員(78)に直接〝移籍オファー〟を出したことを明らかにした。

中条氏は同日、国会内で取材に応じ、高利貸し疑惑を全面否定していた。立花氏はYouTubeなどで中条氏にラブコールを送っていたが、この日、国会内で中条氏とバッタリ遭遇。これまで秘書経由の交流はあったが、初対面だったと明かし「(中条氏は)車に乗り込んでいたけど、わざわざ降りてきて『いつも擁護していただきありがとうございます。NHKの受信料制度は、僕も立花さんの言うことに賛成です』って言ってくれて」と振り返った。

中条氏は「ちょっと言い過ぎちゃうんだよね。僕」と話していたといい、立花氏は「うちの場合は言い過ぎるほど言ってください!」と水を向けた。

手応えを感じた立花氏は「NHKの受信料のことで一致している時点で、もうほぼほぼいけると思っている。はっきり言うと、中条先生はもう維新辞めたいって感じはしましたね。維新の中にいることよりも…っていう感じはしました。(中条氏の)会見では隣に(維新の)藤田幹事長が横に付いちゃう。年の差半分ぐらいの人に『いらんこと言うなよ』って言われるのは相当嫌なんじゃないかな」と推察した。

立花氏は「国政政党じゃなくなったことがプラスになる。国政政党のままだと、中条きよしさんが来られることはできないんですけど。政治団体なんで、比例で当選した方も来られる」と、引き抜きはOKだとした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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