K‐POPアイドルに「ロボット」「ジャンプして」、米ファッションイベントでの人種差別発言が物議

8日、韓国・中央日報によると、韓国の人気アイドルグループ・Stray Kidsが米国最大のファッションイベントで人種差別被害を受けた。写真はStray Kids。

2024年5月8日、韓国・中央日報によると、韓国の人気アイドルグループ・Stray Kidsが米国最大のファッションイベント「メットガラ」で人種差別被害を受けた。

記事によると、Stray Kidsは6日、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたメットガラに「TOMMY HILFIGER」のグローバル・アンバサダーとして出席。今年のドレスコード「The Garden of Time(時間の庭)」に合わせた華やかな衣装で登場した。

ところがイベント後オンライン上では、写真撮影時にポーズを決めるStray Kidsに向け、一部のパパラッチが「こんなにも感情のない表情を見たのは初めて」「ロボットみたいだ」「背が低いからジャンプして」などと言う映像が拡散。日本語で「ありがとう」と声を掛けるパパラッチの姿も写っている。この映像に海外のK‐POPファンからは「失礼」「人種差別」「未熟な人」と批判する声が上がったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「あきれた。相手にせず無視すればいい」「新しい文化を受け入れられない人たち」「『ジャンプして』は完全に彼らをからかう発言」「失礼な記者は会場から追い出すべき」「一部の無礼な人間のせいでメンバーたちが傷ついていませんように。十分かっこよくて誇らしかった」などの声が上がっている。

その他「その場で堂々と反応するべきだった。黙っているからナメられる」「たしかに表情が硬いね。そういう場ではガチガチに決められたポーズではなく、自然なポーズの方が良いのでは?」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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