首位を快走するソフトバンクは8日の2位・日本ハム戦(みずほペイペイ)に3―1で快勝し、同一カード3連勝を飾った。貯金を今季最多の13に伸ばし、2位とのゲーム差を今季最大の5・5に広げた。
戦前、小久保監督が交流戦前までのポイントに挙げていた日本ハムとの3連戦。最高の結果と言えるスイープに、指揮官は「これはちょっと想定以上ですね。僕の中では(前カードの西武3連戦を含めた)この6連戦は結構厳しい戦いになるという覚悟ができていた。貯金が増えるとは思っていなかったです」と率直な思いを明かした。
星勘定では独走態勢を築きつつあるが、これにも指揮官は「まだ5月。ゲーム差とか、順位、消化試合数とかも見ていないんで分からない」と淡々と語り、次戦以降に目を向けた。2日空いて週末には宮崎、鹿児島でのオリックス2連戦。「年に1度の開催。しっかり1年に1回のお客さんの前でいいパフォーマンスをしてもらいたい」と地方開催ゆえに力を込めた。
「個々のコンディショニング把握に努めます」。気を引き締め直し、抜かりなく前進する。