サウジスマッシュ2024<5月1~11日/サウジアラビア ジッダ> 8日、女子シングルス3回戦で早田ひな(23=日本生命/世界ランク5位)が鄭怡静(32=台湾/同12位)をゲームカウント3-0で下し、準々決勝に駒を進めた。
日本女子のエースとして安定した戦いぶりを見せる早田は、過去4勝2敗と勝ち越している台湾のエースと3回戦で対戦した。
フォア前へのサーブで主導権を握り、序盤から9連続ポイントで一気に突き放した第1ゲーム。強烈なバックドライブ強打も放ち、早田がゲームを先取する。
第2ゲームもサーブを効かせた早田がリード。終盤、相手のフォアに押される場面もあったが、台から下がらず前陣で打ち返した早田が12-10で競り勝ち、王手をかける。
続く第3ゲームも早田が武器であるフォアドライブを振り切って相手を圧倒。8-3とリードを広げるが、バックサイドにボールを集められて、9-9で同点に追いつかれる。
しかし次の激しんラリー戦を打ち勝つと、最後もバックドライブ強打を決めて、ストレート勝利をおさめた。
日本女子は、伊藤美誠(23=スターツ/世界ランク10位)、張本美和(15=木下グループ/世界ランク8位)を含め、3名がベスト8入りを果たした。
<サウジスマッシュ2024 女子シングルス3回戦>
早田ひな 3-0 鄭怡静(台湾)
11-7/12-10/11-9
<試合後インタビュー>
「半年前に対戦している選手で、もっと競る準びをしていて、せった時の点数の取り方がよくて、3-0で勝つことができて嬉しいです」
次の相手はみってるはむかバトラですが
「どちらの選手が上がってきても、競るんじゃないかと思っている。特にバトラ選手は中国選手に勝っていて勢いがある。みってるハムもオリンピックに向けて力をあげている選手。どちらがきても自分の力を100%出せるように頑張りたい