【静岡県知事選挙】新たに無所属の2氏が立候補を表明

9日告示される県知事選挙に、新たに2人が出馬を表明し7日会見を開きました。これで立候補予定者は6人と、乱立の様相を呈しています。

7日新たに知事選への出馬を表明したのは、自営業(アパート経営)村上猛氏(73)です。

村上氏は静岡市出身で、川勝知事が辞職する至った経緯が「正常ではなかった」と出馬を決意。

リニア新幹線は「事業として成り立っていない」と指摘しました。

一方、街頭には立たず政見放送のみの選挙活動を示唆しています。

村上猛氏:
「私としては、出た動機も川勝知事のあの状態で辞められて、そのままひきづったような形は良くない。政見放送だけの参加になります。だからそれほど大きな影響はないと思うんですけど、ただ言いたいことは言わせていただきたい」

浜中都己氏

そして6人目に名乗りを挙げたのは、都内で介護予防サービス事業などを手掛ける浜中都己氏(62)です。

浜中氏は浜松市出身で、誰にでも生きやすい社会づくりを目指すほか、リニアに関しては時効制限なしの補償を条件に静岡工区着工を認める考えです。

また浜松の新野球場については「場所の変更を求める」としています。

浜中都己氏
「請願権を活用して、県民一人一人の要望に応える県政を作っていきたい」

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