ホンダの4月の中国新車販売台数、BYDの4分の1にも満たず―中国メディア

ホンダの4月の中国新車販売台数が7万3831台だったことに関連し、中国メディアの快科技は8日付記事で、中国の自動車大手BYDの4分の1にも満たないと報じた。

ホンダの4月の中国新車販売台数が前年同月比22.2%減の7万3831台だったことに関連し、中国メディアの快科技は8日付記事で、中国の自動車大手、比亜迪(BYD)の4分の1にも満たないと報じた。

記事はまず、7万3831台の内訳は、ホンダの中国における四輪車生産販売合弁会社である広汽本田汽車が3万3510台、東風本田汽車が4万321台だったこと、1~4月累計では前年同期比10.9%減の28万738台だったことを伝えた。

そして、「雅閣(アコード)、思域(シビック)、CR-Vは依然として月販1万台を超える人気モデルで、中でもCR-Vは月販1万5000台を超えるなどグループの売り上げを支えているが、販売減少局面を覆い隠すのは難しい」と伝えた。

記事は「対照的に、BYDに代表される中国ブランドの販売は非常に好調だ」とし、BYDの4月の中国新車販売台数は31万2048台で、「ホンダの中国合弁2社の販売台数を合わせてもBYDの4分の1にも満たない」と伝えた。

記事は「ホンダは中国での業績低迷を反転させるため、中国市場でも新エネルギーモデルの投入を増やしている」と指摘。電気自動車(EV)新ブランド「燁(イエ)」を立ち上げ、先ごろ開催された北京モーターショーでスポーツ用多目的車(SUV)の「燁P7」と「燁S7」、セダンタイプの「燁GTコンセプト」を公開し、「燁P7」と「燁S7」は24年末、「燁GTコンセプト」は25年中の発売をそれぞれ見込んでいることにも触れた。(翻訳・編集/柳川)

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