【グランダムジャパン】エンプレス杯3着キャリックアリードが古馬・春シーズンで優勝

牝馬競走の振興と、牝馬の入厩促進を主目的とした、世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)」も今年で15年目を迎えた。2024年の第1弾、グランダム・ジャパン古馬・春シーズンは、2月7日のクイーン賞(船橋)を皮切りに、5月8日のエンプレス杯(川崎)で全日程が終了。

その結果、初戦のクイーン賞で3着となり、最終のエンプレス杯でも3着となったキャリックアリード(大井)が、合計70ポイントでグランダム・ジャパン古馬・春シーズン総合優勝を果たした。また、2位は55ポイントのグレースルビー(大井)、3位は31ポイントのアンティキティラ(高知)となり、この3頭にボーナス賞金が授与される。

上位3頭にボーナス賞金が付与

●最終順位
1位 キャリックアリード(大井)70pt
2位 グレースルビー(大井)55pt
3位 アンティキティラ(高知)31pt
4位 ミニョン(高知)13pt
5位 クリノメガミエース(兵庫)10pt
6位 アイヤナ(兵庫)8pt

●GRANDAME-JAPAN(グランダム・ジャパン)とは?
フランス語の「GRANDE(偉大な)」と「DAME(婦人)」を合わせた造語。全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によりポイントを付与。2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬に対し、協賛各団体から公益社団法人 日本軽種馬協会を通じボーナス賞金(総額3900万円)が授与される。地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指し、2010年創設。

© 株式会社競馬のおはなし