ジャケ買いも楽しい!阪急「世界のティーフェス」は目移り必至

国内外のお茶が集まる、年に一度の祭典『ワールド・ティー・フェスティバル2024』が、5月8日より百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)でスタートした。全国から煎茶や番茶、玄米茶といったさまざまな茶葉が一堂に会すほか、欧米のティーセレクトにも注目したい。

『ワールド・ティー・フェスティバル2024』の出品例

今年で8回目を迎える同催事。メイン会場の祝祭広場では日本のお茶に特化し、今回6つのお茶どころが出品している「和紅茶」は、近年国外からも注目されている。ジェラートやプリンといったお茶を使ったスイーツも揃い、試飲のできる店も多く、実際に味わいながら生産者の声が聞けるのもポイントだ。

一方、祝祭広場隣の「阪急うめだギャラリー」は「欧米のTEA CULTURE」と謳い、世界のティーが勢揃い。ドイツ、イギリス、フランス、ギリシャ、アメリカなど、10カ国19のティーブランドが集結する。王道の紅茶からフレーバーティーなど豊富に揃い、思わず手に取りたくなるカラフルなパッケージに目を惹かれる。

「カメリアズ ティーハウス ロンドン」より、紙パッケージほか、缶のものも

ロンドンの「カメリアズ ティーハウス ロンドン」は、イギリスの高級ホテルでも使われているブランド。総柄のボックス型のパッケージのほか、ほど良いサイズ缶の缶パッケージも取り扱う。同じくイギリスの1886年創業の老舗ブランド「ウィッタード オブ チェルシー」は、緑茶にひまわりなどの花びらをブレンドし、マンゴーやベルガモットで香りを効かせたフレーバーティーが揃い、パッケージにも随所に鮮やかな花柄が模されている。

老舗ブランド「ウィッタード オブ チェルシー」

オーストリア・ウィーンに本店を構え、ヨーロッパ各国から愛されている「デンメア ティーハウス」は、ウィーンにゆかりのあるモーツアルトなどの人物画や、画家・クリムトの絵が施された缶や、動物たちが描かれたちょっとした手土産にぴったりのサイズ感のものなど、デザインの効いたパッケージがずらり。

「デンメア ティーハウス」の商品

「デンメア ティーハウス」の商品

ドイツ北部の「イーストフリージア流」の紅茶の楽しみ方として、紅茶に合わせる氷砂糖も販売している。クランベリーやレモンなどのフルーツ風味、チャイやアールグレイ、そしてラムといったアルコールが効いたものもラインアップ。プレーンの氷砂糖が一般的だが、このようなフレーバー付きの氷砂糖に温かい紅茶を注ぎ、生クリームを入れていただくのもオススメだそう。

熱い紅茶とともにいただくキャンディス(氷砂糖)

また、スコーンやカヌレ、クッキーなどのお茶のお供のほか、1879年設立のドイツを第業するテーブルウェアブランド「ローゼンタール」のティーカップなどもスタンバイ。

『ワールド・ティー・フェスティバル2024』は5月8日から13日まで「阪急うめだ本店」9階の祝祭広場・阪急うめだギャラリー・アートステージにて。

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