渋野日向子は野球観戦でリフレッシュ オープンウィークは米国で

今年初の野球観戦でリフレッシュしてきた(撮影/石井操)

◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 事前(8日)◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6536yd(パー72)

カリフォルニア州で行われた「JMイーグルLA選手権」を終えたあと、ツアーは1週間のオープンウィークを挟んだ。日曜日までプレーした渋野日向子は、米国に残って調整。1日(水)にニューヨークで行われたMLBシカゴ・カブス対ニューヨーク・メッツの試合を観戦してリフレッシュも挟んだ。

米国にいるとテレビで野球を観る時間が増えるという。「時差がちょこちょこあるけど、ご飯を食べている時とかお風呂に入って寝るまでの時間に結構見ています」。中学時代に軟式野球部に入部した過去もあり、今では大会を開催するほどソフトボールへの愛は深い。「スポーツ選手としてすごく刺激になる」

昨年までに生観戦したのは大谷翔平選手の古巣ロサンゼルス・エンゼルスの試合ぐらいだった。「(今回はカブスに)今永昇太さんがいた。普通にただのファンとして見に行って、カブスが勝った。本当に久々。いい試合でした」と楽しんだ。

オープンウィークは米国で調整した(撮影/石井操)

今大会は初出場。「結構狭い。グリーンもちょっと大きいところは多いけど縦距離を合わせていくのは難しいのかな。ラフも長いし、大変そう」とコースの印象を慎重に語った。グリーンはポアナ芝とベント芝のミックス。2週前の会場ウィルシャーCCに比べれば「きれいだけど、ちょっと“ポコって”いるなとは感じた。そんなに芝目がやばいという感覚ではないので、タッチを合わせて。しっかり打ち切るところを打ち切らないと」とキーポイントを挙げた。

目指すのは予選を通過して週末までプレーすること。「4日間しっかり戦いたい。カットラインはしっかりクリアしたいし、なるべくやっぱり上に行けるように準備はしていきたい」。メジャー「シェブロン選手権」から2試合続けてポイントは稼いだ。まずはスタートダッシュを狙う。(ニュージャージー州クリントン/石井操)

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