大谷翔平から歯の治療費「930万円」ネコババ 水原一平容疑者が日本に強制送還へ

水原一平容疑者

ドジャース大谷翔平の元専属通訳・水原一平容疑者のさらなる〝悪行〟が判明した。

米連邦検察は8日(日本時間9日)、同容疑者が銀行詐欺などの容疑を認め有罪答弁の司法取引が成立したと発表。水原容疑者は、違法賭博のために大谷の口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を不正送金したことを認めた。

〝余罪〟も次々と明らかになった。虚偽の納税申告書を作成し約410万ドル(約6億3700万円)の所得を申告していなかったという。

また、2023年9月には、歯の治療で6万ドル(約930万円)が必要になり、大谷のビジネス用の口座から小切手で支援を受けたものの、その小切手を同容疑者は自らの口座に入金。実際の支払いは大谷のデビットカードを使っていた。小切手をネコババされたことで、大谷はさらなる支出を余儀なくされた。

さらに約32万5000ドル(約5000万円)分の野球カードも大谷の口座から購入。のちに転売して儲けようと画策していた。

連邦検事のマーティン・エストラーダ氏は「この被告の欺瞞と窃盗の程度は甚大である」と断罪。「彼は信頼を得ていたオオタニを利用し、危険なギャンブル欲を満たした。我々は正義の鉄槌を下すことに全力を尽くす」と宣言した。

ネット上では「とんでもない男」「早めに手を切れてよかった」という声のほか、歯の治療に大谷のデビットカードが利用された点について「大谷が渡したのかな?」といった意見もある。

現地メディアによれば、司法取引が成立したことで、米国市民ではない水原容疑者は日本に強制送還される可能性が高いという。

なお、水原容疑者の罪状認否は9日(日本時間10日)から14日(同15日)に延期されている。

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