水原容疑者の居場所は…日本or米国 最新動向を米大手CNNが指摘「米国国民ではないため…」

水原一平容疑者【写真:ロイター】

水原容疑者の司法取引が成立

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の専属通訳を務めていた水原一平容疑者が8日(日本時間9日)、銀行詐欺などの罪を認め、有罪答弁を行う司法取引が成立したと米連邦検察が発表した。さらに米大手放送局「CNN」は、水原容疑者が国外追放を受ける可能性を報じている。

司法取引の合意書によれば、水原容疑者は大谷の銀行口座から約1650万ドル(約25億6300万円)を違法に送金した銀行詐欺罪のほかに、新たに虚偽の納税申告書で410万ドル(約6億4000万円)の所得を申告していなかった罪を認めている。

さらにCNNは、水原容疑者が米国にいられなくなる可能性を指摘した。「ショウヘイ・オオタニの元通訳イッペイ・ミズハラが連邦政府からの2つの摘発に関して司法取引の合意に至る」という記事の中で「司法取引と米連邦検事事務所いわく、ミズハラは米国国民ではないため、国外追放になる可能性がある」と伝えた。

水原容疑者の現在の米国在留資格について「ミズハラはグリーンカードを持つ法的な永住者である、と米連邦検事事務所とカリフォルニア中央地区連邦地方裁判所はCNNに伝えた」としている。

THE ANSWER編集部

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