札幌ススキノ殺人頭部切断 起訴された親子3人のうち、母親の田村浩子被告(61)6月4日初公判 死体ほう助などの罪 札幌地裁

親子3人が起訴された、札幌ススキノ殺人事件

去年7月、札幌市のススキノのホテルで、男性が殺害され、首を切断されるなどした事件で、起訴された親子3人のうち、死体遺棄ほう助などの罪で起訴された母親、田村浩子被告(61)の裁判が6月4日に始まることがわかりました。

この事件は去年7月、札幌市のススキノのホテルで、当時62歳の男性が殺害され、頭の部分を持ち去られた状態で見つかったものです。

男性を殺害し、頭の部分を持ち去った実行犯とされる田村瑠奈被告(30)と、それを手助けしたとされる父親の修被告(60)、母親の浩子被告(61)の親子3人が逮捕・起訴されていました。

このうち、裁判員裁判の対象ではない死体損壊ほう助などの罪で起訴された母親の浩子被告(61)の初公判が6月4日に開かれることが決まりました。

警察や検察の調べに対し、浩子被告は瑠奈被告との共謀を否定していました。

一方、瑠奈被告と修被告は裁判員裁判で審理されますが、初公判の見通しはまだ立っていません。

首を切断し頭の部分を持ち帰るという凄惨な事件。

今後行われる裁判で、殺害の動機など全容がどこまで解明されるかが焦点です。

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