ゴッドハンドブースで職人が作り上げる最新の金属切断パワーを感じよう【#静岡ホビーショー】

by 今藤祐馬

【第62回静岡ホビーショー】

5月8日~12日 開催

会場:

ツインメッセ静岡

静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10

5月8日~12日(一般公開日は11、12日)にツインメッセ静岡で開催されている「第62静岡ホビーショー」に、切断や研磨工具で人気なゴッドハンドが出展している。今回は新製品として「メタルロッドニッパー」と「メタルラインニッパーミニ」を実演している。

「メタルラインニッパーミニ」は、狭い場所に刃を差し込めるよう刃先が細長く、細い金属線をカットしやすく取り回しやすいように小型化したニッパー。0.5mmまでの真鍮線や、0.3mmのメタルリギングを切断するのに最適だという。両刃構造で、プラスチックなどの切断は想定していない。片手にすっぽりとおさまるサイズで、航空機や艦船の空中線を張るのに有用そうだ。

「メタルロッドニッパー」は「ロッド」の名の通り、3mmまでの真鍮線をカットするための強靱なニッパーだ。その性質上断面が従来品「メタルラインニッパー」より荒くなるのがデメリットだと担当者の方が話していたものの、太い真鍮線やアルミ線をカットする、たとえばガレージキットの軸打ちなどに使用するのであれば十分だと思える。

両製品は今冬の発売を想定しているが、職人が1つ1つ丁寧に製造しているため、数が揃い次第発売するという。続報に期待したい。

「メタルラインニッパーミニ」は成人男性の手にすっぽりとおさまるサイズ
上から「メタルロッドニッパー」、「メタルラインニッパー」、「メタルラインニッパーミニ」

また、今回ゴッドハンドは「クイックパワーピンバイス」や「スピンブレード」をはじめとした切削工具の知名度向上も狙っているという。「クイックパワーピンバイス」は4mmの六角軸とマグネットで刃を接続するピンバイスで、「スピンブレード」とともに穴開けやモールドの追加に役立つアイテムだ。1mmから4.5mmまで様々な直径を用意しており、専用のピンバイスが必要となる分汎用性の高いアイテムが揃っている。こういった実演の場を参考にして、実際に購入を検討してみるのはいかがだろう。

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