宇野昌磨、現役引退を発表「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝」 14日に会見へ

宇野昌磨【写真:ENCOUNT編集部】

自身のSNSで発表

男子シングル・フィギュアスケートの宇野昌磨(26)が9日、自身のSNSを通じて現役引退を発表した。

自身のインスタグラムを更新し、「皆様、こんにちは 宇野昌磨です。この度、現役選手を引退する決断を致しました。今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様 本当にありがとうございました」と報告。

そのうえで「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」と記し、「5月14日に引退の記者会見を行い、僕の想いや、今後の活動についてはその場でお話しさせていただきます。会見はトヨタイムズでLIVE配信されますので、ご覧いただければ幸いです。引き続き、宜しくお願いいたします。宇野昌磨」と伝えた。

宇野は1997年12月17日、愛知県名古屋市出身。全日本ノービス選手権2連覇(2009年、10年)、2012年世界ジュニア選手権にて初選出され頭角を現す。同年インスブルックユースオリンピックでは、銀メダルを獲得。14年~15年シーズンには全日本選手権で銀メダルを獲得。また、世界ジュニア選手権で優勝するなどタイトルを総なめし、15年~16年シーズンよりシニアに移行。国際スケート連盟公認の大会での史上初の4回転フリップ成功がギネス記録に。17年、18年の世界選手権では2年連続銀メダルを獲得。自身2度目のオリンピックであった北京2022オリンピックでは、個人と団体で銅メダルを獲得。その後、2022年、2023年の世界選手権では連覇を達成した。

また、宇野は今年4月30日には前所属事務所と契約が満了。交際するフィギュアスケート女子・本田真凜が所属するヒーローズマネジメント株式会社への移籍を発表していた。ENCOUNT編集部

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