ベリンガム「7歳のころ、こんな試合を夢見ていた」 CL決勝は“聖地”ウェンブリーで“古巣”ドルトムントと対戦

写真:ベリンガムは古巣ドルトムントとCL決勝で激突する ©Getty Images

レアル・マドリードがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグ、バイエルンを2-1で下して決勝進出を決めた。イングランド代表MFジュード・ベリンガムが喜びを口にした。UEFA公式サイトやイギリスメディア『TNTスポーツ』が伝えている。

ベリンガムは、イングランド人選手にとっての“聖地”ウェンブリー・スタジアムで、“古巣”であるドルトムントと、CL決勝という舞台で激突する。

現地時間5月8日に行われたCL準決勝セカンドレグ、バイエルンとの試合はレアル・マドリードにとって厳しい試合展開となった。68分、DFアルフォンソ・デイヴィスのゴールで先制を許す。しかし、ベルナベウでの試合は終盤にドラマがあった。

88分にFWホセルのゴールで同点に追いつくと、91分にまたもFWホセルが逆転弾を決め、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。わずか3分の逆転劇であった。

試合後にベリンガムは「僕は7歳のころ、こんな試合を夢見ていたんだ」と喜びをあらわにした。

「僕は7歳のころ、バーミンガムで、こんな試合を夢見ていたんだ。このクラブにいて、他のクラブに行きたくなるなんて僕には意味がわからない。この試合でプレーできて本当に幸せだよ」

「僕たちは今シーズン、何度も『もう終わりだ』と思える状況を体験してきた。ゴールを決めるのは誰だっていい。いつだって誰かが何とかしてくれる。決して諦めないというメンタリティだ。ホセルはきっと今夜、眠れないだろうね」

また、ベリンガムはレアル・マドリードというチームについてこう語っている。

「チームのキャラクターがこの試合を決定づけた。今季の僕たちにとってのテーマだ。質も高いし、タレントも豊富だ。こういう試合ではダメなように見えても、ベンチから出場してチームを勝利に導く仕事をする選手がいるんだ」

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