今季17ゴールのヴラホビッチがユベントスとの新契約を希望、高額年俸の扱いが焦点に?

今季好調のFWドゥシャン・ヴラホビッチ[写真:Getty Images]

セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(24)は、ユベントスとの新契約に前向きなようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ヴラホビッチは2022年1月に、フィオレンティーナから4年半契約でユベントスに加入。今シーズンはセリエAで30試合16ゴール3アシスト、コッパ・イタリアで4試合1ゴールの成績を残しており、リーグ得点ランキングでは2位につけている。

当然、チームにとって欠かせない選手であるはずのヴラホビッチだが、その契約内容がクラブにとっては頭痛の種に。ヴラホビッチの年俸は2024-25シーズンから引き上げられる条項が契約に存在しており、来季から年俸1200万ユーロ(約20億円)を受け取る予定となっている。

しかし、財政難に苦しむクラブにとってこの年俸は非常に厳しいものとなっており、それゆえ今夏にヴラホビッチ売却の可能性も取りざたされていた。

そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ヴラホビッチはユベントスとの新契約に乗り気とのこと。クラブも契約期間延長によって年俸負担を分散させたいと考えており、現在のところ両者の思惑は一致しているようだ。

ユベントスとしては年俸問題さえ解決されれば、大きな戦力であるヴラホビッチを売却する理由はなし。このまま交渉が順調に進んでいけば、今夏によほど巨大なオファーが届かない限り、引き続きユベントスでプレーすることが予想される。

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