福岡市城南区で”ニセ電話詐欺被害防止対策会議”

増加するニセ電話詐欺などの被害を食い止めようと、行政機関などを集めた対策会議が福岡市で開かれました。

城南警察署が主催した会議には、城南区役所や管内の金融機関などから約200人が出席しました。

冒頭、城南署の山邊晶貴署長が詐欺被害防止への協力を呼びかけたあと、電子マネーカードを購入させるニセ電話詐欺を防いだとして、コンビニ従業員へ感謝状が贈られました。

福岡県内では、ニセ電話詐欺の被害が年々増加傾向にあり、今年2月末での認知件数は84件と去年より減っているものの、被害額は約1億8000万円と5000万円以上大幅に増えています。

会議では、県警などによる詐欺の手口やその対策をテーマにした講演などが行われ、各機関が協力して被害防止にあたることを確認しました。

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