レギュラーシーズンを終えたBリーグは、5月10日から始まるチャンピオンシップ「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」進出会見を開催。会見には、島田慎二チェアマン、出場8チームの主力選手が出席した。
会見冒頭に「（昨年の）W杯から最終戦まで、勢いが衰えることなく盛り上がったシーズンだった」と島田チェアマンが振り返ったように、Bリーグの人気は続いており、チャンピオンシップ（CS）への注目度も高い。特別協賛の日本生命は「Play.Support.さあ、支えることを始めよう。」をスローガンに掲げ、スポーツを通じた地域社会貢献を推進している。その取り組みの一環として、バスケットボール選手が学校を訪問し、講師として「夢」をテーマにした特別授業やバスケットボールを楽しむ体験会を行う「DREAM HOOP PROJECT」を実施。Bリーグとも共同で展開しており、島田チェアマンは「子どもたちの未来創造に関わる取り組みをやっていきたい」と語った。「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」が開催される会場・横浜アリーナでは、フラッグキッズを募集している。
ますますバスケットボール熱が高まる中で開催されるCS。東地区優勝の宇都宮ブレックス・比江島慎選手は「昨シーズンはチャンピオンシップの舞台に立てなかったので、リベンジのシーズンになった。チーム全体としてみんなで戦う意識をしっかりもって成長を感じられた」と充実した表情を見せた。しかし、その後の「すばり、目標は？」という問い掛けには、「ゆ、ゆ、ゆ、優勝です（笑）」となぜかしどろもどろになってしまい、会場から笑いが起きた。
今季はEASL（東アジアスーパーリーグ）、天皇杯と二つのタイトルを獲得した千葉ジェッツ。ルーキーとしてレギュラーシーズンを終えた金近廉選手は「メンバーも昨シーズンと大きく入れ替わった中で、前半戦はうまくいかないことも多かった。でも試合を重ねるにつれてチーム力も高まったし、全員が自信をもってプレーできている。三つのタイトルをとるのが目標で、そのチャンスがあるのでしっかりと準備してやっていきたい」と力強く語った。
そんな千葉ジェッツについて、比江島選手は「Bリーグの中でも爆発力は一番。警戒しなきゃいけないのはもちろん富樫（勇樹）選手に間違いないけれど、そのほかの選手に点を取らせないというのも意識しながらやれたら」とコメント。それに対し「もちろん要注意選手は比江島選手」という金近選手に、「そんな…（笑）。注意せんでいいよ、好きにやらせて（笑）」と苦笑い。
昨季の優勝チーム・琉球ゴールデンキングスからは、今村佳太選手が出席。「チャレンジャーの気持ちをもって、もう1回沖縄の皆さんに優勝トロフィーを持ち帰れるようにいい準備をして臨みたい」とコメント。対戦するアルバルク東京に関しては「タフなチームだけど、どれだけ我慢できるかの試合になると思うので、そこは負けずに頑張っていきたい」と話し、アルバルク東京・テーブス海選手は「去年の王者なので強烈な相手だけど、目標は優勝だけなのでCSでアルバルクの強さを証明できたら」と意気込んだ。
「アップダウンがあるシーズンだったけど全員で乗り越えて、けが人なく万全な状態でCSに臨めることはすごくうれしい。誰が出てもプレーができる層の厚さが僕たちの強みだと思うので、チーム総力戦でドルフィンズの歴史を変えられるように1戦1勝で戦っていけたら」と話したのは、会見当日に西地区の優勝を決め、リモート出演となった名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・須田侑太郎選手。
シーホース三河・西田優大選手は対戦する名古屋ダイヤモンドドルフィンズについて「トランジション（攻守の切り替え）がすごく早いし、3ポイントシュートの成功率も高いので注意しないといけない。あと、僕の勝手な印象ではあるけど、須田さんをはじめ、（齋藤）拓実さんなど、気持ちをプレーに乗せるのがうまい選手が多いなと思っているので、まずは気持ちで負けないようにしっかり戦いたい」と分析。
三遠ネオフェニックス・太田敦也選手は「大野（篤史）ヘッドコーチが求めたバスケットを、全員で一丸となってやることをCSでもしっかりとやりたい」とコメントし、広島ドラゴンフライズのドウェイン・エバンス選手について「1人で何でもできて流れをつくるプレーをしてしまうので、一番調子に乗らせたらまずい選手。勢いをつける前からプレッシャーをかけられるだけかけて止めたい」と警戒。一方、エバンス選手は「けが人もいてタフなシーズンだったけど、チームとして素晴らしい雰囲気でシーズンを終われた」と振り返り、最後は日本語で「広島の人たちのために一生懸命頑張るぜ」と意欲を燃やした。
会場にはタレントの副島淳と井上咲楽もゲストとして来場。和やかな雰囲気でトークが進む中、井上から「どうやってボールが手に吸いついている（ように見える）のか？」という疑問が。比江島選手は「そういう肌質…（笑）」と照れ笑いしながら、バスケットボールを右手でつかんで見せる一幕もあった。
今回のCSのテーマは「WIN THE DAY」。「選手たちを奮い立たせるだけではなく、ファンの皆さまに期待感を持っていただきたい。W杯で盛り上がったこの流れをそのままに、選手たちには強い意思と覚悟をもってコートに立ってほしい」と、テーマに込めた思いを明かしエールを送った島田チェアマン。「会場に来ていただきたいが、チケットを獲得するのも狭き門になると思うので放送・配信でもぜひ多くの方にご覧になっていただきたいなと思います」と呼び掛けた。
チャンピオンに輝くのはどのチームなのか？ 激闘必至のチャンピオンシップを現地で、放送・配信で応援しよう。
■日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2023-24 対戦カード
宇都宮ブレックス vs 千葉ジェッツ（5月10～13日）
アルバルク東京 vs 琉球ゴールデンキングス（5月10～13日）
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs シーホース三河（5月11～13日）
三遠ネオフェニックス vs 広島ドラゴンフライズ（5月11～13日）
【放送・配信情報】
「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」
「日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2023-24」 ※2戦先勝
【試合日】5月10日～13日
●CS放送
J SPORTS https://www.jsports.co.jp/
※地上波、NHK BS等で一部の試合の放送予定あり。詳細は B.LEAGUE の公式サイトもご確認ください。
B.LEAGUE https://www.bleague.jp/broadcast/
●配信
バスケットLIVE https://basketball.mb.softbank.jp/
バスケットLIVE for Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?benefitId=basketlivejp&ref
J SPORTSオンデマンド https://jod.jsports.co.jp/
Hulu https://www.hulu.jp/
「日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2023-24」 ※2戦先勝
【試合日】5月17日～21日
●CS放送
J SPORTS https://www.jsports.co.jp/
※地上波、NHK BS等で一部の試合の放送予定あり。詳細は B.LEAGUE の公式サイトもご確認ください。
B.LEAGUE https://www.bleague.jp/broadcast/
●配信
バスケットLIVE https://basketball.mb.softbank.jp/
バスケットLIVE for Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?benefitId=basketlivejp&ref
J SPORTSオンデマンド https://jod.jsports.co.jp/
Hulu https://www.hulu.jp/
「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」 ※2戦先勝
GAME1
●地上波
日本テレビ系
5月25日 午前11：55～（生中継）
●BS放送
NHK BS
5月25日 午前11：55～（生中継）
GAME2
●地上波
NHK総合
5月26日 午後1：05～（生中継）
GAME3
●BS放送
NHK BS
5月28日 午後7：00～（生中継）※GAME2で優勝決定の場合は実施なし。
GAME1～3 ※GAME2で優勝決定の場合は、GAME3の実施なし。
●CS放送
J SPORTS https://www.jsports.co.jp/
●配信
バスケットLIVE https://basketball.mb.softbank.jp/
バスケットLIVE for Prime Video
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