by 稲元徹也
【第62回 静岡ホビーショー】
開催期間:5月8日~12日
会場:
ツインメッセ静岡
(静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10)
入場料:無料
「第62回 静岡ホビーショー」のBANDAI SPIRTSのブースに「装甲騎兵ボトムズ」の展示コーナーが設けられ、昨年10月に発売された「HG スコープドッグ」に対応する「拡張パーツセット」が出展。これを使うことで再現できる、スコープドッグのバリエーション機が多数展示された。
BANDAI SPIRTSの「装甲騎兵ボトムズ」シリーズは、「HG スコープドッグ」の発売を皮切りに、同商品に対応する2種の「拡張パーツセット」が発売され、さらに5月18日には「HG バーグラリードッグ」の発売も決定している。
それに続く新商品として出展されたのが、「HG スコープドッグ用 拡張パーツセット3」、「同4」、「同5」の3種類で、全て「HG スコープドッグ」に対応したパーツ群である。興味深いのは、これらを使って自分だけのオリジナルスコープドッグを作るのではなく、劇中に登場するスコープドッグをベースとしたバリエーション機をパーツの組み合わせで作れることが強調されていた点だ。
例えばセット3のブレードアンテナ、ミッションパック、ガトリングガン、マルチディスチャージャー、セット4の電磁式パイルバンカー、赤のショルダーアーマーを使うことで、「装甲騎兵ボトムズ 野望のルーツ」に登場したサンサ戦リーマン機を再現できる。
セット3のPRSPパック、セット4のアイアンクロー付きガトリング砲、セット5の大型グライディングホイールを使えば、スコープドッグカラーのブルーティッシュドッグが完成する、といった具合だ。
それぞれには「HG バーグラリードッグ」にも付属する、3mmジョイントが施された換装パーツも同梱され、パーツセットや他シリーズのパーツを組み合わせてオリジナルのスコープドッグを作ることもできるが、これはあくまでプラモデルを広く楽しむためのオマケ的な要素だそう。
自由なカスタマイズを訴求する「30 MINITUE」シリーズなどとは違う方向性で、あくまで劇中設定を重視した企画としてこだわりを見せていきたいと企画担当者の談。また「HG バーグラリードッグ」のようなオールインワンアイテムや、スコープドッグ以外の企画などについても構想中とのことで、今後の展開にも注目していきたい。
(C)サンライズ