政治資金規正法改正巡り自民・公明が合意に至らず…午後改めて協議へ 政策活動費・パーティー券公開基準について調整続く

政治資金事件を受けた法改正をめぐり、自民党と公明党は与党案の取りまとめに向け、9日朝も詰めの調整を行ったが合意に至らず、午後、あらためて協議することになった。

自民・公明両党の実務者は、午前8時から国会内で1時間余り協議した。

調整が続いているのは、政党から議員に支給され公開の義務がない「政策活動費」と、政治資金パーティー券の購入者を公開する基準の額について。

いずれも透明性を高める方向で一致しているが、具体策をめぐり溝が埋まらず、パーティー券の公開基準は引き下げる額を明記しない見通し。

両党は9日中の合意を目指していて、夕方に再び実務者が協議をしたうえで、茂木幹事長と石井幹事長が会談して与党案を決めたい考え。

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