嘱託警察犬の能力や指導者の訓練技術を競う大会が開かれる 広島

犯罪捜査などで活躍する警察犬の能力や指導者の訓練技術を競う大会が開かれました。

9日行われたのは、一般の人が飼育し訓練している「嘱託警察犬」の能力を競う大会です。県内から合わせて25頭が参加しました。匂いがついた布を嗅いだ後、5枚の布から同じ匂いがするものを探し当てる「臭気選別」などで日ごろの訓練の成果を発揮しました。

■広島県警 警察犬係 八田智彦警部補

「警察も(警察犬を)飼育管理してはいますが、頭数にも制限がありますし出動件数は増加傾向ですので、我々では手が回らない状況も必ず出てきますので今後も(一緒に)活動していければと思います」

2022年度に行方不明者の捜索で警察犬が出動した件数は432件にのぼります。

(2024年5月9日放送)

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