ヴィニシウス、CLバイエルン戦の“POTM”に選出! 「ベルナベウでなら、どんなことも起こせる」

写真:ヴィニシウスはレアル・マドリードでプレーする誇りを語った ©Getty Images

レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)バイエルン戦の“POTM”に選出された。同選手は試合後に決勝進出の喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ヴィニシウスは、現地時間5月8日に行われたCL準決勝セカンドレグ、バイエルンとの試合に出場し、POTMに選ばれる活躍で決勝進出に貢献した。0-1のビハインドで迎えた88分、ヴィニシウスはボックス外からドライブ回転がかかったシュートを放つ。1度はGKマヌエル・ノイアーが弾くも、ゴール前に詰めていたFWホセルが押し込み同点とした。

91分にもホセルが劇的な逆転弾を決め、レアル・マドリードが合計スコア4-3でCL決勝戦へと駒を進めた。この試合、ヴィニシウスは敵陣を脅かし続けた。枠内シュート3本を含む計5本のシュートを記録し、ドリブルを7回成功させており、これらの数字は、この試合でトップの記録である。

ヴィニシウスは試合後のインタビューに応じ、バイエルン戦に勝利した喜びとレアル・マドリードの一員としてプレーする誇りを口にした。

「このユニフォームを着て、このスタジアムでプレーできることを誇りに思うよ。レアル・マドリードは決して諦めない。常に自分たちを信じているし、サポーターが応援してくれていることも感じている」

「ベルナベウでなら、どんなことも起こせるように思える。いつも言っているように、何がなんでも勝ちたいと思っている。勝つために自陣に下がって守備をする必要があれば、喜んでそうする」

そして、ヴィニシウスはレアル・マドリードでプレーする喜びを改めて語った。

「このユニフォームを着て試合に出場できることを光栄に感じている。僕は地球の裏側、ブラジルのサンゴンサロ出身なんだ。そこに住んでいる人々はそこを出ることがあまりできない。でも、このチーム、家族、そして僕を愛してくれるサポーターと一緒に歴史を築くことができる。僕がすることは全部そのためなんだ」

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