日本テレビホールディングス、Sapeetと資本業務提携 ウェルネス経済圏構築へ向けてAI身体分析機能を強化 / Screens

日本テレビホールディングス株式会社(本社:東京都港区、以下「日本テレビ」)は、AI身体分析ソリューションやAI営業・接客ソリューションを展開する株式会社Sapeet(本社:東京都港区、以下「Sapeet」)と資本業務提携を行ったと4月30日に発表した。

同社グループは、「中期経営計画2022-2024」における重点目標として「ウェルネス経済圏の構築」を掲げ、CDP(顧客情報システム)を軸とする生活者個々に寄り添ったウェルネスライフの実現を目指して取り組んでいる。 様々な外部企業との連携によりウェルネス経済圏の構築を目指す中で、AIによる身体分析ソリューションに強みを持つSapeetのAI姿勢分析「シセイカルテ」を同社グループでも活用するなど、これまでもSapeetとの協業に取り組んできた。そうした中でSapeetは着実に同分野での実績やノウハウを蓄積し、AI姿勢分析「シセイカルテ」の撮影データをのべ120万件以上、シセイカルテを事業者ごとにカスタマイズした「マルチカルテ」データをのべ390万件以上保持蓄積している。また「マルチカルテ」は顧客の姿勢以外の身体情報も蓄積していて、姿勢と体の不調の相関関係などの分析も進めている。

この提携を通じ、SapeetのAIソリューションをより多くの生活者に提供しそのデータを活用していくこと、AIを活用したフィットネス関連プロダクトの共同開発などに取り組むという。今後も同社グループの企画力や発信力とSapeetの技術力を活かした取り組みを進めることで、生活者のウェルネスライフ実現に貢献していくという。

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