大和ハウス、最大300億円を投じ社内起業制度「Daiwa Future100」を開始

大和ハウス工業は5月9日、社内起業制度「Daiwa Future100(ダイワフューチャーワンハンドレッド)」の運用を開始すると発表した。2024年6月より人的資本投資の一環として最大300億円を投じる。

Daiwa Future100は、新入社員から役員まで年齢や職位を問わず、国内外のグループ会社全従業員約5万人を対象に実施。業種、テーマなどの制限は設けず、既存事業の延長線にとらわれない事業創出を目指す。

予算総額は最大300億円。新規事業開発の実績を持つ外部パートナーと連携して事業検証ができる制度にすることで、事業開発の確度や質を高める。

新会社の設立にあたっては、起案者自らが社長となり、事業化と事業成長を進める方針。Daiwa Future100の導入により、失敗を恐れず、イノベーションの創出を生み出す組織風土の醸成と、将来の大和ハウスグループを形成する「事業群」の創出を期待するという。

6月に応募を開始し、12月下旬に最終審査を実施。2025年1月から事業検証を開始する。

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