千葉県の熊谷知事は５月９日の定例記者会見で、５月末から予定されているドイツとオランダへの訪問の概要を発表し、「実りある訪問にしたい」と抱負を語りました。
熊谷知事は、５月３０日から６月４日までの６日間の予定で、ドイツとオランダを訪問します。
ドイツでは、姉妹都市を結ぶデュッセルドルフ市を訪れ、提携５周年の記念式典や日本文化を紹介するイベント「日本デー」で千葉県ブースの視察なども行うということです。
また、デュッセルドルフ市はヨーロッパ有数の経済都市でもあり、現地の金融機関や商社などの関係者と意見交換し、最新の投資の状況や脱炭素化などの取り組みを確認するとしています。
一方、オランダでは、ロッテルダム市の先進的なスポーツ振興施策などについて関係団体との意見交換を行うほか、現地に進出したキッコーマンの研究拠点を訪問する予定です。
知事就任以来初めてとなるヨーロッパ訪問について、熊谷知事は次のように抱負を述べました。
千葉県 熊谷俊人 知事
「税金で海外に関わらず国内も同じだと思うが、視察する以上はその効果を最大化することが求められている。その成果をみなさんに理解してもらうように実りある訪問にしたい」
