冨安健洋が“リーグ最少失点”を誇るアーセナル守備陣に言及 次節マンU戦は「無失点に抑えたい」

写真:試合中に話し合う冨安(右)とガブリエウ(左)の様子 ©Getty Images

アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋がマンチェスター・ユナイテッドとの試合に向けて「クリーンシートを達成したい」と意気込みを述べた。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

アーセナルは、現地時間5月12日に行われるプレミアリーグ第37節、敵地オールド・トラッフォードに乗り込んでマンチェスター・ユナイテッドと戦う。冨安健洋は直近のリーグ戦3試合に先発出場を果たしており、この試合でも先発出場することが予想される。

現在プレミアリーグ暫定首位に立つアーセナルは、36試合を消化して28失点とプレミアリーグでもっとも少ない失点数を誇っている。冨安はアーセナルの守備陣についてこう語った。

「2人のセンターバック、ガビ(ガブリエウ)と(ウィリアム・)サリバはとても安定しているし、右サイドバックのベン(・ホワイト)もそう。彼らのおかげで何度もクリーンシートを達成している」

「オールド・トラッフォードでもクリーンシートを達成したい。もちろん、あのスタジアムで試合をするのは簡単なことじゃないけど、僕たちには自信がある。勝ち点3を狙いに行く」

また、冨安はマンチェスター・シティとの優勝争いについて自身の思いを述べた。

「優勝できたらそれは幸せ。他のことはなにも望んでいない。僕にとって、このタイトル争いに加わる機会があまりなかったから、いまこうやってプレーできていることがうれしい」

冨安はアジアカップ以降、ケガに悩まされて思うように出場できなかった。そのことについてこう語った。

「ケガでプレーできなかったのは辛かった。日本代表で一緒にプレーした仲間が、クラブに戻ってからすぐに出場していたので、僕もすぐに出場したかった」

「でも、いまはシーズンで1番重要な時期にプレーできている。ピッチに立てるのは幸せなことだし、チームのためにすべてを捧げて、この瞬間を楽しみたい」

アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドによる試合は、日本時間5月13日(月)午前0時30分にキックオフの予定だ。

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