この写真、覚えてる? 25年間の広告写真とCMを集めた瀧本幹也“仕事集”『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』

By CAPA編集部

瀧本幹也さんの写真集『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』が発売された。

広告写真はクライアントの要望をもとに、デザイナーなどスタッフたちの共同作業で完成する。カメラマンがone of themになりがちな中、瀧本さんは常に自らの世界観を写し込んできた。

本書は25年間のクライアントワークから選んだ約120作を収めた。事前準備を綿密に行ないつつ、現場での感覚を重視してフレキシブルかつアクティブに反応していく。1枚1枚の写真に物語がある。盟友・佐野研二郎さんとの対談も収録。

■収録作品ギャラリー (タップ/クリックで拡大します)

瀧本幹也『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』

体裁 B5判変型・596ページ
価格 9,900円(税込)
発売日 2024年3月1日
発行 青幻舎

瀧本幹也 (Mikiya Takimoto)

写真家。1974年、愛知県生まれ。1994年より藤井保氏に師事。1998年に写真家として独立し、瀧本幹也写真事務所を設立。広告写真やCM映像をはじめ国内外での作品発表や出版など幅広く活動を続ける。写真と映像で培った豊富な経験と表現者としての視点を評価され、是枝裕和監督から映画撮影を任された『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』では、独自の映像世界をつくり出している。代表作に、ドイツの造形学校バウハウスを構成的にとらえた『BAUHAUS DESSAU ∴ MIKIYA TAKIMOTO』(2005年)、世界7大陸を巡り観光地の非日常性に集まる人々を撮影した『SIGHTSEEING』(2007年)、『LOUIS VUITTON FOREST』(2011年)、地球の原風景「LAND」と文明の象徴としての宇宙開発「SPACE」の相対するシリーズをまとめた『LAND SPACE』(2013年) などがある。
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〈文〉市井康延

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