勤続30年、技術者が見た海南省の発展

勤続30年、技術者が見た海南省の発展

 洋浦経済開発区にある中海海南発電の工場で点検を行う胡誠さん。(4月24日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

 【新華社海口5月9日】中国海南省洋浦経済開発区にある中国海洋石油集団傘下の中海石油気電集団の子会社、中海海南発電のチーフエンジニア、胡誠(こ・せい)さんは1994年、広東省深圳市の会社から転職してきた。90年代の同社は国内最先端のガスタービンを有する企業で、胡さんは先進技術を学びたいとの思いで同社に転職。以来30年にわたって働き続けてきた。

 海南省の西部に位置する同開発区は、海南自由貿易港建設の重点パークの一つであり、同省の「産業の中心地」でもある。

勤続30年、技術者が見た海南省の発展

 洋浦経済開発区にある中海海南発電内の「胡誠創新工作室(イノベーションスタジオ)」。(4月25日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

 胡さんは自らが培ってきた経験や技術を隠すことがない。若い人たちが一日も早く成長できるよう、あらゆる手を尽くして支援したいと常に考えており、2017年末には社内に「胡誠創新工作室(イノベーションスタジオ)」を立ち上げた。当初の目的は、ベテラン社員の専門技術をさらに向上させるとともに、新入社員にもできるだけ早く専門技術を習得させ、彼らが2~3年後には比較的複雑な仕事にも対応できるようにするためだった。

 同開発区で働くこの30年、胡さんは同省の目覚しい発展を目の当たりにしてきた。小さな漁村から次第に現代化された化学工業・エネルギー拠点へと変化していくプロセスを目撃し、海南環島高速道路や海南環島高速鉄道の開通を自らの目で見てきた。海南自由貿易港はますます発展しており、省の人材政策により同社にも多くの人材が集まっている。(記者/鐘群、楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電で若手社員に講義を行う胡誠さん。(4月25日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電の工場で点検を行う胡誠さん。(2023年4月20日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電の工場の中央制御室で従業員と交流する胡誠さん(中央)。(4月24日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電で若手社員に講義を行う胡誠さん。(4月25日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電で若手社員らに研修訓練プラットフォームの操作方法を説明する胡誠さん(中央)。(2023年4月20日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電の工場で点検を行う胡誠さん。(2023年4月20日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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 洋浦経済開発区にある中海海南発電の工場で点検を行う胡誠さん。(4月24日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

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