飲食店でのガスボンベ爆発事故 当時、油の入った天ぷら鍋をカセットコンロで加熱中 異常加熱されたカセットボンベが爆発した可能性も 札幌市東区

ガスボンベが爆発した飲食店(8日 札幌市東区)

8日夜、札幌市東区の飲食店でガスボンベが爆発し、2人がやけどをした事故で、当時、油の入った天ぷら鍋をカセットコンロで加熱していたことがわかりました。

警察と消防によりますと、8日午後7時前、札幌市東区伏古8条5丁目の飲食店で、「ガスボンベが爆発した」と客から通報がありました。

男性2人がやけどをして病院搬送(8日 札幌市東区)

この爆発で、店の中にいた70代と90代の男性2人がやけどをして、病院に運ばれました。

店は営業中で、店内には複数の客や従業員がいました。

爆発による火災や周りの建物の被害はありませんでした。

当時、調理場で、油の入った天ぷら鍋をカセットコンロで加熱していたということで、長時間火にかけていたことから、天ぷら鍋が異常加熱され、なんらかの理由で、カセットボンベが爆発した可能性もあるとみて、警察で原因を調べています。

事故当時、天ぷら鍋をカセットコンロで加熱(8日 札幌市東区)

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