スタントマンが事故を再現 自転車交通安全教室【長野・安曇野市】

自転車に乗ったスタントマンが体を張って車との衝突事故を再現しました。

【自転車事故を再現 ケース1】
自転車に乗りながら友達との会話に夢中になり後方から来る車に気づきませんでした。
安曇野市の穂高商業高校。半数の生徒が自転車通学をしています。
新年度がスタートして1カ月余り。生徒たちに事故の危険性を知ってもらうための交通安全教室です。

【自転車事故を再現 ケース2】
見通しの悪い交差点に一時停止をせず侵入…バイクと衝突しました。

■自転車で通学
「動画より(事故の)音がはっきり聞こえてきた。(安全運転を)意識しようと思った」
■自転車で通学
「ヘルメットは必須ですね。よく周りを見ること、他の車も見ながら正しく乗りたい」

県内では去年、自転車事故による死傷者数がおよそ600人にのぼります。そのうち半分近くが19歳以下でした。
JA共済連長野が県警と連携し、12年前から続けている高校生向けの交通安全教室はこれまでに36校で実施され、今年で参加者は2万4000人を超える見込みです。

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